
Feature — 2026.08.05
日本の美しい駅建築
Japan's Beautiful Stations
Photo: 663highland, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons — 京都駅ビル
駅は、その街に降り立った人が最初に出会う建築だ。首都の玄関と古都の玄関、二つの対照的な駅舎を読み解く。
01首都の玄関、東京駅
辰野金吾らが設計した東京駅丸の内駅舎は、1914年の開業以来、首都の玄関として皇居に向かい合ってきた。左右対称の長大な立面と南北のドームは、近代国家の威信を示す舞台装置でもあった。
02古都の玄関、京都駅ビル
対照的なのが、1997年に開業した原広司の京都駅ビルだ。ガラス屋根に覆われた巨大なコンコースと、両側に立ち上がる大階段は、駅を通過点ではなく、人が集い、座り、眺める都市の広場へと変えた。
伝統の街に現代的な巨大建築を建てることには議論もあった。しかし今、大階段に腰かけて街を見下ろす人々の姿は、この建築がひとつの公共空間として受け入れられたことを物語っている。
本文中の建築に関する事実は、各建築ページに記載した出典(Wikipedia・Wikidata・公式サイト等)に基づいています。
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