
Feature — 2026.07.18
戦後日本建築を巡る
Postwar Japanese Architecture
Photo: Suicasmo, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons — 国立代々木競技場
焼け跡から、世界の建築界の最前線へ。ル・コルビュジエ、前川國男、丹下健三へと続く系譜を、現存する名作でたどる。
011955年、広島
戦後日本建築の出発点のひとつが、1955年に開館した丹下健三の広島平和記念資料館である。ピロティで持ち上げられた本館は、慰霊碑と原爆ドームを結ぶ都市の軸線をつくり出した。2006年、戦後の建築として初めて重要文化財に指定されている。
02上野の森の師弟
上野公園では、ル・コルビュジエの国立西洋美術館(1959年)と、弟子の前川國男による東京文化会館(1961年)が向かい合う。モダニズムの思想が日本に根づいていく過程を、一つの広場で体感できる稀有な場所だ。
031964年、東京
1964年、東京オリンピックの年に、丹下健三は二つの傑作を完成させた。吊り構造の国立代々木競技場と、HPシェルの東京カテドラル聖マリア大聖堂。構造技術と造形が一体となったこれらの建築によって、日本の建築は世界の注目を集めることになる。
本文中の建築に関する事実は、各建築ページに記載した出典(Wikipedia・Wikidata・公式サイト等)に基づいています。
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この特集で紹介した建築
01博物館・資料館近代建築広島平和記念資料館
Hiroshima Peace Memorial Museum
- 所在地
- 広島県 広島市中区
- 開館
- 1955
- 設計
- 丹下健三
02美術館近代建築国立西洋美術館
The National Museum of Western Art
- 所在地
- 東京都 台東区
- 開館
- 1959
- 設計
- ル・コルビュジエ(実施設計:前川國男・坂倉準三・吉阪隆正)
03文化施設近代建築東京文化会館
Tokyo Bunka Kaikan
- 所在地
- 東京都 台東区
- 開館
- 1961
- 設計
- 前川國男
04公共建築近代建築国立代々木競技場
Yoyogi National Gymnasium
- 所在地
- 東京都 渋谷区
- 竣工
- 1964
- 設計
- 丹下健三
05近代建築東京カテドラル聖マリア大聖堂
St. Mary's Cathedral, Tokyo
- 所在地
- 東京都 文京区
- 竣工
- 1964
- 設計
- 丹下健三